刷新の会・豊島区議会議員 ふるぼう知生のホームページ

2018年12月のひと言

「師走」という、先生も走るほど忙しい時期を迎えました。国政における「先生」方も走り回るほど忙しい日々が続いいていることだと思います。

豊島区議会では第四回定例会の真っ只中です。議会が終われば、もちつき大会に参加したり、歳末夜警パトロールをしたりと更に忙しい日々が続きます。残された一日一日を悔いなく歩んでいく所存です。

今年を振り返ってみると、災害が多かった年だったと言えるのではないでしょうか。「備えあれば患いなし」豊島区においてもいざという時の為に、しっかり備えを万全なものにしていきたいものです。

来年は統一地方選挙がありますので、年が明けたら立候補予定者が活発に動くことが予想されます。私も負けてはいられません。常に行っている駅頭をさらに細かく行い、より多くの方々にお会いできるようにしたいと思います。自分の主義主張が一人でも多くの方々に届くことを願って来年もさらに頑張ってまいります。

2018年11月のひと言

 11月となりました。あと二か月で今年も終わってしまいますね。年末は当然忙しいので、11月にいろいろなことをやっておきたいと思います。

 さて、臨時国会が開会しました。首相の所信表明、各党の代表質問等で早くも各党の独自色が打ち出されている状況です。私は無所属ですから、どの政党が政権をとっても日本をよくしてくれればそれで良いというスタンスですが、しかし、もっと胸襟を開いて与野党の枠を超えて建設的な議論をすべきだと思います。森友学園・加計学園の問題も野党としては追及したい気持ちは理解ができるところです。明らかに納得できない説明が多いからです。しかし、それとて内閣に新しいスキャンダルが出た時に今度はその話ばかりになって、以前の問題が曖昧になっていくのもどうかと思います。

 マスコミの責任も大きいですね。問題が出てきたらその問題ばかりを一斉に追うのではなくして、多角的な報道をするべきです。国会だって、そのことばかり議論しているわけではないのですからそうあるべきと考えます。

 豊島区議会も11月20日から今年の第四定例会が開会されます。約3週間の期間ですが、多角度的に審査を行い、区民の生活隅々に至るまで議論をしていると言われるように頑張ってまいります。

2018年10月のひと言

10月となりました。政治的には自民党総裁選挙も安倍首相の勝利に終わり、新内閣も誕生しました。しかし、その矢先にいろいろなスキャンダルが勃発している状況です。政治とスキャンダルは永遠のテーマなのですかね。厳しく自らを律してほしいと思います。

豊島区議会においては10月に決算特別委員会が開かれます。私は議席番号が1番で奇数であり、昨年度に委員として審査に参加しました。今年度は偶数の議席番号の議員が委員になるので、私は参加しませんが、活発な議論に期待するところです。ぜひ、役所からの受け売りではなく、自分の思いを質疑という形に表してもらいたと思います。

早いもので私たちの任期ももう半年となりました。「議会改革なくして行財政改革なし」「安心して子供を産み、育て、教育できる豊島区へ」の公約が、達成されていないばかりか、本当の意味で議論にすらなっていないことは痛恨の極みです。

一人会派の短所と言えばそれまでですが、必ずやこの環境を打破していきたいと強く思います。そのために何ができるのか、どうすればよいのか、できることは残された任期の中で精一杯取り組んでまいる所存です。

2018年9月のひと言

 9月を迎え、暑かった夏もいよいよ終わりを告げそうです。涼しい風が吹いて眠りやすい夜になってきました。これからスポーツの秋、食欲の秋となりそうですね。

 政治的に言えば、9月は自民党の総裁選挙が行われる予定になっています。安倍首相と石破元幹事長の一騎打ちとなりましたが、選挙が行われる前から既に結果が出ているような雰囲気が醸し出されています。私は、これはマスコミの劣化、或いは官邸側への忖度であると感じています。

 少なくとも現時点において、自民党の総裁を決める選挙は、日本の総理大臣を決める選挙になるわけですから、昔はかなりの時間が割かれ、政策論争が行われていたと思うのですが、今回は官邸側の方で政策議論の回数を少なくする方針が出されているということです。

 安倍首相はよほど石破元幹事長が嫌いなのか、それとも政策論争が嫌いなのか、いずれにしても逃げている印象ですね。確かに石破氏は論争をしたら手ごわい相手であることは間違いありませんが、自分が正しいことをしていると思うのであれば、積極的に政策論争をすべきです。そしてそれこそが、今までいろいろとありながらも、自民党こそが国をリードしていける政党であると国民の間に認知されてきた理由だったのではないでしょうか。

 今回の盛り上がらない自民党総裁選挙を見て、私は小選挙区制度の弊害を改めて強く認識しました。国民へのアンケートでは、安倍首相と石破元幹事長の支持率は拮抗していますが、自民党の党員や国会議員に限って調査をすると、既に7割を超える支持を安倍首相は集めているとのことです。そうすると国会議員と国民との意識の乖離が生じていることになります。小選挙区制度は権力を集中させ、独裁者を生む制度です。心の中で安倍首相に対して、おかしいなと思いながらも、逆らったら後が怖いという理由で、支持する人が少なからずいると思います。それがこの制度の大きな問題点です。

 私は森友学園や加計学園等の問題において嘘をつくような、少なくとも説明責任を果たそうとしない安倍首相はトップにふさわしくないと思っています。ですから石破元幹事長の言っていることがとても最近は新鮮に感じますし、納得できることが多いなというのが率直な印象です。願わくば党員投票においてよい成績を収めてもらいたいものです。そうすれば、少しは政治の流れが変わるかもしれないと思いながら自民党の総裁選挙に注目しております。

 9月は第三定例会が始まります。祭礼月間ではありますが、自分自身の責務を果たしてまいります。

2018年8月のひと言

 連日熱い日々が続いております。室内と室外の温度があまりにも違うので、それだけでも体力が奪われそうですね。お互い気を付けてこの夏を乗り越えてまいりましょう。

 さて、国会も閉会となり、政治家としてはいよいよ地域の行事に積極的に参加する季節となりました。そして秋には自民党の総裁選挙となるわけですが、私は森友学園・加計学園の問題が生じ、詳細を知ったときに、安倍首相は辞職せざるを得なくなると予測しました。長期政権の歪みや驕りが生じた問題であり、人心一新を国民は求めるだろうと考えたからです。しかしながら、最近のニュースを見ると、次回の総裁選挙では既に安倍総裁の三選は決定的だということになっているではないですか。

一時期支持率が危険な状況にまで下落した時もありましたが、野党が決定的に致命傷を与えることが出来ず、時間が経つにつれてそのような問題ばかり追求することに対する嫌悪感から逆に野党が批判される始末です。

 私は日本の政治はかくも劣化してしまったかと嘆いています。無所属である私は自民党寄りでもないし、もちろん野党寄りでもありません。この国を良くしてくれるのであるならばどの政党でも頑張ってほしいと思っています。しかしながら、嘘をつく総理大臣でいいのかということになると、私は「違うだろ〜」と言いたいです。一年間ずっと問題になっていることにしても、総理を守ろうとした役人が嘘をつき通し、文書まで改竄してしまったというのが森友学園の問題の本質であり、また安倍総理と加計学園理事長の深い関係性から、優遇的に認可されたというのが加計学園の問題の本質です。どれもこれも、安倍総理の立場を守るための苦しい言い訳をずっと聞かされたわけですが、最近のアンケート調査においても、ほとんどの国民がこの問題に納得していない状況にあるにもかかわらず、次の首相となると安倍首相が適任と答えてしまうのが私には腑に落ちません。私は国民に問うてみたいです。「本当に嘘つきの安倍首相がこの国のリーダーでよいのでしょうか?」と。

 多くの方々は「安倍さんの他にいないから」と言うのですが、本当にそうでしょうか?野党の中から総理大臣が出るということは今の政治状況から考えることはできませんので、自民党の中から新しい総理総裁を選ぶしかないわけですが、石破元幹事長ではだめなのでしょうか?そういうことであれば永久に安倍首相でい続けなければならないということにならないでしょうか?

確かにトランプ大統領やプーチン大統領との個人的な関係性においては強いものがあるでしょう。しかしながらそれとて、日本の総理大臣だから各国の大統領は仲良くしようとしているのであって、それは誰が首相になっても変わりありません。むしろトップが変わることで国の関係性が変わるようでは日米同盟ということにはならないのではないでしょうか?

私は、今度の自民党の総裁選挙は‘嘘つき’対‘正直者’という構図であると思っています。そうであれば誰がなるかは明々白々なのですが・・・。‘正直者’がバカを見る社会であってはならないと私は思っていますので、昨今の政治の状況に非常に危機感を感じている次第です。

2018年7月のひと言

7月となりました。一年の半分が過ぎ去ったことになりますね。

例年で言うと、7月という時期は、定例会や特別委員会などで半分のスケジュールがうまりますが、半分は学校も夏休みになるように、議会も予定がなくなりますし、本格的な夏を迎えて暑い日々が続くことから、どこかしら社会も集中して仕事をするという期間ではなくなるような気がします。

 特に今年の夏は暑いですから、ますますその傾向が強まるのではないでしょうか。そんな中でも豊島区議会は定例会で、保健所の移転や副区長の退任・新任という重要な案件を議論していく予定です。

 マスコミにおいては、東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策が話題になってきました。アスリートファーストにしてあげるためには、様々な工夫が必要となります。「おもてなし」を訴えて招致成功にこぎつけた日本ですから、まだまだやるべきことはたくさんありますね。先進国と評価を受けている日本ですので、お金の問題もありますが、全ての先端テクノロジーを駆使して、アスリートファーストを実現すべく、対策を講じてもらいたいものです。

 私たち議会も、できることはしっかりサポートをするという視点に立って行動をしてまいります。暑い夏、それぞれ創意と工夫でお互い乗り越えてまいりましょう。

2018年6月のひと言

梅雨の時期となりました。なかなか晴れ間が見えない天候は、国政同様といったところでしょうか。

国政に関しては、もうすでに諦めの境地と思えるほど、議員も公務員も信頼失墜という状況ですね。嘘に嘘を重ねて、政権延命のために必死になる政権と、マスコミから発信されたことをベースにスキャンダラスに発言するだけで、新しい事実を導き出せない野党。無所属の私からしてみたら、どっちもどっちです。こうしている間にも、世界情勢は刻一刻と変化を遂げているのです。

私は結論として、ここまで内閣に対する信頼感がなくなったならば、人心一新はやむを得ないと思っています。今ここで安倍さんよりも外交力に長けた政治家がいないだろうという人もいますが、それは違います。国民や国民の代表者に対して嘘をつき通してきた政府の中心人物を、国の代表として送り込むことが正しい選択だろうかという話です。そのような人を国の代表として送り込むことに恥ずかしさを感じなければならないと私は思います。

“信なくば、立たず”という言葉が物語っているのは、信頼がなければ統治することは難しいということです。私たちは一年以上も騙され続けてきたことに、もっと怒りをぶつけてもよいと思います。真実が暴かれ、正しい者が報われ、間違っている者が裁かれる日が来ることを願っております。

さて、豊島区議会ですが、6月20日から今年の第二回定例会がスタートします。視察をし、しっかり勉強してきましたので、政策に反映できるようにきっちり発言をしてまいります。

2018年5月のひと言

月日の経つのは早いもので、あっという間に五月を迎えました。ゴールデンウィーク中は国会もほぼ動いていないので、森友学園・加計学園の問題も小休止といったところでしょうか。
しかし日本の国会がそのようなことに時間を奪われている時に、世界情勢にこれほどの劇的な変化がもたらされるとは誰が予想したでしょうか。おそらく世界中の人々があっけに取られつつも、平和が訪れてほしいという期待に胸を膨らませていることでしょう。金正恩委員長とトランプ大統領の「チキンレース」とも言われた我慢比べをしていた時代が今では懐かしく感じるほどです。
果たして本当に朝鮮半島に平和が訪れるのか、それとも北朝鮮の作戦通りである単なる時間稼ぎに終わってしまうのか。いずれにしても政治のダイナミズムを感じざるを得ない昨今です。一人のトップの決断によってこんなにも世界情勢が変わるわけですから。また、北朝鮮一国だけで、世界の並み居る大国およびその指導者を手玉にとっているかのような現在の状況を見るにつけ、金正恩委員長は賢い指導者であると改めて感服する次第です。
これでさすがのトランプ大統領も米朝首脳会談において一方的に席を立つことはできなくなりました。さすがのアメリカも少しずつ不利な状況に追い込まれているのではないかと私は見ています。どのような結論が米朝首脳会談においてもたらされるかとても楽しみです。
それにしても、日本の国会はひどいですね。一年間嘘をつき続けた政府に官僚が引導を渡すべく、様々な資料を提供しているにもかかわらず、政権の息の根を止めることができない野党・国会・マスコミ・検察等々。あまりにも時間がかかるものですから、最近の野党の国会欠席戦術においても批判がでてくる始末です。でも皆さん、日本の国会における野党の反対する方法なんて、この程度のことしかありません。どうせ数が不足しているのですから、審議すれば一方的に与党ペースで進んでしまうという悲しい現実があるのですから野党の気持ちも分からないではありません。ましてや、一年間嘘をつき続けた政権に対して議論する気にもならないほど信頼感をもてないということも心情的には理解が出来ます。それでも、少しずつ野党の行動に異議を唱える言葉が散見されるようになりました。
私はそのようなことを主張する人に言いたいのですが、「公文書の改ざんという重大な犯罪に対して、検察が立件できるかどうか慎重に捜査している」ってどういうことでしょうか。日本の検察まで政権に対して忖度しているということですかね。これが立件できず罪に問えないということであれば、公文書は本筋さえ変えなければ変えて良いということになってしまうのではないでしょうか。
また、友達との会話で1年前から嘘をつかれていたということが分かったら、その友達と以前のように仲良く友人関係を継続することが出来るでしょうか。応えはNO!です。その友達とは絶交することになるのではないでしょうか。少なくとも不信感だらけで会話をすること自体もなくなることでしょう。

2018年4月のひと言

新しい年度がスタートしました。そして4月は出会いの月でもあります。
私の息子も二人ともこの4月に入学ということで、まさに新しいスタートと出会いに胸を膨らませているようです。
行政にしてみれば、この4月は新年度の出発ということになります。人事も多数あり、誰がどの部長なのか、課長なのか憶えるだけでも大変ですが、新体制に少しでも早くなじんでいきたいと思います。
国政においても新しいスタートを切りたいところではありますが、森友学園問題・加計学園問題、更には財務省の公文書改ざん問題や防衛省の日報問題等々、次から次へと問題が勃発しており、終わりの見えない、そしてなんとも言えないモヤモヤとした状況が続いております。
私自身は、財務省の公文書改ざん問題だけでも、内閣総辞職ものだと思っています。一年間も国民や国民の代表たる国会議員に対して嘘をつき通していたのですから、もう行政や内閣自体が信じられないというのが野党や国民の率直な気持ちでしょう。人心一新をしなければなりません。
少なくとも安倍首相の自民党総裁の三選はないと考えたほうが良さそうです。全ての問題の出発点は安倍首相なのですから、これだけ大きく国民を騒がせた責任はとらなければならず、潔く総理大臣の職務を辞任すべきです。
この外交が大変な時期に安倍首相に辞められたら困るという人がいますが、国の問題も収拾できていないわけですから、外交が務まるはずがありません。もう一度クリーンで求心力のある人を総理大臣におくしかないと考えます。
今後、どのようにこれらの問題が進展していくでしょうか。神のみぞ知るというかんじですね。

2018年3月のひと言

 3月、桜の季節、別れの季節となりました。寒い日が続きましたが、一気に春の到来が近づいてくることでしょう。
 国政においては、朝日新聞の財務省公文書書き換え疑惑報道によって、激震が走りました。これが事実ならとんでもないことが起こりそうです。最悪の場合は安倍政権の退陣にまで発展することでしょう。最低でも次の自民党総裁選挙における安倍三選はなくなりそうです。いずれにしても、政権を大きく揺るがす事件となる予感がしています。これからも国政に目が離せませんね。 豊島区議会でも平成30年度の豊島区の予算案を審議する予算特別委員会がスタートをしました。
9日間にわたる審査を通じて、賛成・反対のどちらかの態度を表明しなければなりません。数字を少し見るだけでも、突っ込みどころが満載に見えます。しかし時間に限りがありますので、効果的に質問をしなければならないところが予算委員会の難しいところです。しっかり予習をして、意味のある質疑に結び付けたいと思います。

2018年1月のひと言

  新しい年を迎えました。今年も地域のお声を代弁する任務に全力で取り組んでまいる所存です。
 戌年の今年は、「笑う」という言葉がキーワードになるのだそうです。果たして皆さんにとっても、私にとっても後々、笑えるくらい良い年になればいいのですがね…。こればかりは神様しか分かりませんね。
 私にしてみれば、今年も母校である青山学院大学が箱根駅伝4連覇を成し遂げ、幸先の良いスタートを切ることができました。このままの調子で今年を突っ走って行きたいものですね。
 国政においては、民進党が希望の党と立憲民主党が統一会派を模索しているようです。人数を増やしたい希望の党は統一会派に前向きですが、立憲民主党は希望の党との統一会派は考えられないのだとか…。党の結成の過程を考えたら当然ですよね。そして私は立憲民主党の実験、すなわち個人が主義・主張に賛同して入党する事は拒まないが、党と党が合流することは否定するやり方は、急がば回れで結構良い結果をもたらすのではないかと考えております。
 長い間、自民党と公明党の連立政権が続き、野党は数で対抗しようとして、理念なき合従連衡を繰り返してきました。その姿が国民には共感を得られず、結果として自公政権が継続して与党となって政権を担っていると私は理解しております。ですから、一挙に数を増やそうとはせずに、一人一人理念に賛同してもらう、そして今度こそ主義・主張の基に集まる強力な政党を作り出すことが重要であると思うのです。
 私は無所属議員ですが、日本の政治を考えた時に、一強と言われる状況は良くないと考えます。二つの塊が拮抗するくらいがちょうどよいのです。
 今後、立憲民主党がどのような歩みをするかは分かりませんが、この社会的実験を貫いてもらい、政策による提言を行える、本当に信頼される野党となってもらえたら、日本の政治も変わるのではないかと期待をしているところです。

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