●2010年9月 豊島区議会改革検討会に対する要望書 (ワードデータで読みたい方はこちらより右クリックでダウンロードしてください。)
平成22年9月7日
豊島区議会議長 堀 宏道 様
刷新の会 古坊 知生
豊島区議会改革検討会に対する要望書
昨今、地方分権が声高に叫ばれる中で、地方議会の存在意義が改めて問われています。265,000人を超える人口を擁する豊島区で、当然ながら間接民主主義という形をとる豊島区議会において、民意をより反映しまた、区民の代表としての見識を持ったプロフェッショナルとしての議会を作るために、議会改革がこれほど求められている時はないと考えます。更に、首長も議員も区民から選ばれる二元代表制の地方自治・地方議会にあって、その趣旨に合った形で議会改革を標榜することが時代の要請であり、区民に対する義務であります。地方分権の時代に対応し、また二元代表制が機能している地方議会としての在り方を考えるべく、下記の点について、豊島区議会改革検討会において検討していただきたく要望します。
—記—
1. 議会とはどうあるべきかを根本的に定義する議会基本条例を制定する。
a. 議員同士でディスカッションする場を作る。
b. 議員提出政策条例を立案する環境を整備する。
c. 反問権を区の理事者に付与する。
d. 議会主導の議会報告会を各地域で開催する。
2. 議員定数を削減する。
3. 議員年金制度を廃止する。
4. 費用弁償費を廃止する。
5. 不正が起こらないように、選挙の時における公費負担の上限額の設定を見直す。
6. 正副議長選挙の時に立会演説会を実施する(正副議長になって何をしたいのか明確にするため)。
以上