刷新の会・豊島区議会議員 ふるぼう知生のホームページ

2017年12月のひと言

 師走を迎えました。「先生(師)も走る」ほど忙しい月というところでしょうか。
 確かに、政治の世界においても12月は大変忙しい時期であることは間違いありません。私の活動はと言うと、上旬は議会活動に時間を割く時間が圧倒的ですが、それが終わると今度は年末ご挨拶回りで後援会の方々を訪問しながら、色々な情報を得る活動に時間を費やします。後半は、歳末夜警パトロールを行いながら、忘年会にも参加し、町の方々との触れ合いを重視した活動に精力を傾けます。
 結局のところ、地域の方々といかに会い、いかに情報を得るかということに時間を費やしているのですね。でもそのことがその後の議会での発言に重みを増してくれると実感しております。
 今年も同じように活動し、同じように地域の意見を聞きながら、議会での発信に向けて小さなお声も拾っていけるように活動してまいります。町でお会いしたら遠慮なくお声をかけ、地域の問題・課題をぶつけていただきたいと思います。「地域のために、地域とともに」を実践する議員として誠心誠意努力してまいる所存です。

2017年11月のひと言

 衆議院総選挙が行われ、報道各社が予想したとおり、自民党・公明党連立政権の圧勝に終わりました。自公で過半数のみならず3分の2を超える議席数を獲得し、いよいよ憲法改正に向けて議論が加速していくように思われます。
憲法9条の改正にあまり積極的ではない公明党ですが、小池都知事率いる希望の党が憲法9条の改正に積極的なこともあり、もしかしたら公明党抜きでも希望の党と維新の会を交えた形で改正案がでてくる可能性もあり、今後の政局は波乱含みの展開となりそうです。
 さて、衆議院総選挙を振り返ってみますと、小池都知事の「排除発言」により、民進党が希望の党と立憲民主党と無所属に分かれ、野党が分断されることにより与党の圧勝を許したという論評をする人が多いようですが、私は、民進党は元々が右から左まであまりにウイングが広すぎて何をやろうとしているのか良く分からない政党でしたので、遅かれ早かれいずれはこのような結果になると思っていましたから、その時期が早まったとしか感じておりません。国民の目から見ると政党の理念が分かりやすくなって、結果的にはよかったのではないかと感じております。
ただ、希望の党はまだ内部でいわゆる保守派とリベラル派に分かれており、もう一度分裂するのではないかと見ております。そして分裂した希望の党や維新は、結局「第二自民党」化していき、野党としての存在意義を失い、与党化していくのではないかと予想しています。いずれは自民党に戻る人、戻れずに議員を辞めていく人に分かれていくのではないか。このように今予言しておきますので、後から私の説が正しかったかどうか確認をしていただけたらと思います。
 いずれにしても日本において小選挙区制度はフィットしないというのが私の持論です。日本人は自民党がだめなら、次は例えば民進党に任せる。そして民進党が駄目になったら再び自民党に戻すというようなドライな発想が出来ない民族性をもっているからです。
 今回の衆議院総選挙において、様々な問題が噴出しました。選挙区の区割りにしてもそうですが、あまりにも有権者の立場に寄り添った形とはお世辞にも言えません。しかも、実質公明党と共産党の候補者しかいない選挙区もあり、選択肢が少ないこともあって無効票が非常に多かった選挙区もありました。
小選挙区制度から中選挙区制度に戻すことが必須事項だというのが私の結論です。そうすれば、少数政党でも立候補できる余地はあるし、少なくとも3割を若干超える支持率をもつ政党が、議員の6割を超える議席数を占有できる今の制度は国民の意識とはあまりにもかけ離れているといわざるを得ません。比例復活も亡くなりますし、国民にとっても勝ち負けがはっきりしていて分かりやすいと思います。公明党も維新の会も民進党も新党も社民党も共産党もそれは異論が無いと思います。異論があるのが政権を持つ自民党だけでしょう。政権を持つ立場の政党にとっては都合の良い制度だから死守しようとするでしょうが、国民が声を上げて、選挙制度を変えていかなければなりません。そのように実感した、あるいは国民運動の展開を覚悟した総選挙となりました。

2017年10月のひと言

 衆議院総選挙が近づいています。今月10日の告示、22日の投開票日という日程も決まりました。誰がこの時期の選挙を想像したでしょうか。誰がこの時期の選挙に納得しているでしょうか。私は、政権の都合というよりも安倍首相のご都合解散だと理解している国民が大半を占めていると思います。
 しかし、だからこそ野党はまとまって対決していかなければならないのに、小池新党が民進党を飲み込み、自民党に代わる対立軸を示したまでは良かったのですが、民進党議員の「排除」あるいは「選別」によって、また野党が分裂するという事態に陥っています。そして旧民進党の候補者同士で対決しあう選挙区もあるのだとか。一体何がなんだか分からない状況になってきました。小池都知事は何をしたいのか、何が目的なのか、それすらもはっきり見えてきません。
 政党の代表が思想や信条を一致させようとすることは否定しませんが、「排除」という言葉は何なのか、このような言葉がうっかり出てくるところに小池都知事の政治家としての危険性を感じざるをえません。新党結成からここに至るまで、次から次へと話題を提供することにより、マスコミを完全にジャックしていること自体はさすがだなと思いますが、しかしながらこのような姿勢では、大きな政党を束ねてていくことは出来ないでしょう。ゆえに、今回の衆議院選挙においては思ったより議席数が伸びないという結果になるのではないでしょうか。元々民進党において88議席を有しており、また無所属のメンバーもたくさんいたことを考えると、大体解散前には民進党系の議席が100程度はあったことになります。そうすると、希望の党が120とか130議席を取ったところで躍進とは言えず、むしろ大きな風をふかすことが出来なかったと考えなければなりません。150議席をとって、自民党の議席を50ぐらい減らし、安倍首相を退陣に追い込めたならば一つの成果と見るべきでしょうが、現段階においては、私は希望の党が当初の勢いを保ち、躍進することは難しいと感じております。
 むしろ、マスコミや有権者は枝野さんが党首となる立憲民主党に注目すべきです。希望の党の政策が自分たちの理念・信条とは違うからと、選挙は厳しくなるけれどもポリシーを貫こうとしている方々ですから、むしろこの方々のほうが政治家としては筋を通しているということになります。少なくとも私は注目していきたいと思っております。
 東京第10区の一人の有権者という立場から見たときに、立憲民主党のようなリベラル系の政党が出現し、選択肢が増えたことは良かったと思っております。そして、いつも私が言っているように最後は人柄です。立派なことを言っていても、実行力や人間性が伴わなければいけないと思います。そのような観点から私も一有権者として判断をしてまいります。

2017年9月のひと言

 夜風が涼しく感じる季節となりました。季節の変わり目です。健康には注意してまいりましょう。
 政界においては、民進党の代表選挙があり、前原誠司元外務大臣が新代表に選出されました。これで、やっと第一野党が政権交代を目指して再出発することになります。
 そんなに大差はつきませんでしたが、前原新代表が選挙戦で訴えていた野党連携の見直しが支持されたというところでしょうか。共産党との連携はどのようになるのか、今後の方針が注目されます。
 私は今回の民進党の代表選挙を受けて、民進党はもちろんのこと、自民党も政党本位ではなく、国民本位の政治に立ち返るべきだと感じました。今までの政治は、与党である自分たちがすべて正しくて野党は間違っているという論理でした。でも本当にそうなのかなと思います。政権与党は野党の言っていることに対しても、しっかり耳を傾け、野党が良い案を主張したならばそれを取り入れていくことが議会制民主主義ということであり、国民本位の政治だと思うのです。大切なのは政党の面子やプライドではなく、国民のための政治であるかどうかです。
 前原新代表には、ぜひ建設的な対案を提出するような野党第一党になってほしいですし、政権をとっている自民党も、これまでの傲慢で強引な政権運営をやめ、謙虚で丁寧な議論をし、時に野党の主張も取り入れるといった責任政党としての王道を歩んでもらいたいと思います。
 さて、長い間閉じていた国会も、臨時国会という形で9月後半から開会されるようです。そこでどのような与野党対決が見られるでしょうか。旧態依然の、批判のための批判といった議論にはもううんざりです。
 双方が胸襟を開いてお互い努力する姿勢を見ることができるかどうか。私は注視してまいります。

2017年8月のひと言

 夏真っ盛りですね。暑い日々が続いておりますが、私は夏季ラジオ体操会にできる限り参加しながら、健康に気をつけつつ活動しております。
 さて、このコーナーがHP上にアップされる頃には安倍改造内閣がスタートしているのだと思います。稲田前防衛大臣を始め、金田法務大臣等、多くの大臣が交代していることでしょう。それほど、様々な分野で問題が噴出し、安倍内閣の支持率がジリ貧となってしまったということです。
 振り返ってみると、森友学園問題が世間を騒がせてから、色々な問題に共通しているのは、こんなにも日本の官僚は文書の管理が出来ない人たちだったのか、あるいは過去の記憶や記録をなくしてしまう人たちだったのかという失望です。
 日本人では、政治家は時におかしな人が存在するけれども、官僚がしっかりしているから全体としては大丈夫だという認識があったと思うのですが、この様々な問題を見る限り、官僚も人間であり、必ずしも信用はできないのだなということが良く理解できました。
 この観点を大切にしながら、わが豊島区の区政においても、我々議員がしっかり役所をチェックするんだという気概を持って、今後も意見を述べ、政策を提言していきたいと感じる今日この頃です。

2017年7月のひと言

 早いもので、一年の半分が過ぎてしまいました。地元の天祖神社でも「夏越の大祓」という行事があり、半年で受けた身の穢れをとり、残りの一年の半分を新しい気持ちで迎えました。結果的によき年になってほしいと思います。
 さて、運命の都議会議員選挙の結果が出ました。当初の予想をはるかに超える、都民ファーストの躍進でした。対する自民党は、オウンゴールを連発して大惨敗となりました。この結果を真摯に受け止め、再出発してもらいたいと思います。
 敗れた自民党の再起も大変ですが、それ以上に都民ファーストも前途多難なスタートを切らざるを得ないと思います。なぜなら、構成メンバーを見ると、旧自民系、旧民主党系、旧みんなの党系、旧維新系とバラバラだからです。誰がリーダーシップを発揮し、まとめていくのか。残念ながらそのようなことにはならず、早晩分裂騒ぎが起こると私は思います。
純粋に改革を求めて都民ファーストから立候補した方もいるとは思いますが、多くは自分の保身のために、自分を育ててくれた政党を捨てて、都民ファーストに逃れてきた方々も少なからず存在します。動機が不純ですから、正しい結果には結びつきません。必ず主導権争いが起こり、分裂することになるでしょう。そうした場合に小池都知事の指導力が問われることになると私は見ています。
都政においても、果たして小池都知事が考えるとおりに運営されていくでしょうか。豊洲や築地の問題は、都知事が「築地は守り、豊洲は生かす」と言っているようになるでしょうか。オリンピックに向けた道路整備はどうなるのか等々、都政の課題は山積しております。
しかしながら、悲観的なことばかりとはいえません。国会でも安倍一強と言われた中で、政権の驕り・傲慢さが如実に現れ、大きく支持率が下がりました。今回の選挙結果を受けて、都政においては都民ファーストと自民党の政権交代可能な二大勢力が誕生しました。数的には公明党を入れて小池与党は磐石なのでしょうが、失政をすればすぐに有権者が交代をさせるという緊張感を持って都政が運営されていくかもしれないという希望も私の中では生まれています。
とにかく、お互い党利党略で動くのではなくて、都民のために切磋琢磨して頑張ってほしいものです。都民は自分たちの行動を良く見ていると肝に銘じておくべきでしょう。

2017年6月のひと言

 6月となり、いよいよ首都決戦が近づいてまいりました。そうです、東京都議会議員選挙が23日から告示となります。
 これまでに、小池都知事VS自民党都連という構図がたびたびマスコミに報道され、都民の関心も高いようです。この調子で行くと、先回の都議選よりも10ポイント以上の投票率の向上があるかもしれませんね。
 しかし私は、これまでの流れを見て、とても違和感を覚えることがあります。それは、小池都知事が推薦する人ならば、どんな人であっても応援すべきという空気があることへの疑問です。
 言うまでもなく、地方議会は二元代表制となっており、議会は首長(都知事)、あるいは都知事の執行部をチェックするために存在します。ですから、都知事が代表を務める政党所属の人が議員としてたくさん誕生することは、イエスマンばかりそろえることになるのであり、結果として都知事の政治姿勢をチェックする人がいなくなることにつながるということを都民は理解をしてるのだろうかという懸念です。
 見ておりますと、都民ファーストから立候補する方々は、基本的に都知事の人気にあやかって当選しようとする人達ですから、都知事に対して反対することなど考えられません。そうであれば、議員としての使命を全うできるのだろうかという疑問が沸いてきます。権力は濁るものです。権力の長期化が政治の堕落を招いてきたということは歴史が証明することです。そのときに、しっかり批判をし、修正を求め、権力者の暴走を制止する議員が何人いることでしょう。少なくとも都民ファースト所属の候補予定者にはいないと思われます。
 ここまで見てきたときに、都議選の争点といえば、築地・豊洲の問題が挙げられますが、それぞれの政党で微妙にニュアンスが違うようです。しかし共産党と都民ファースト以外は豊洲移転を訴えており、都民ファーストは選挙までには決められないようですね。そうであれば、この問題は争点としては弱いのかなという感じが否めません。受動喫煙防止条例の制定にしても、ほぼほぼ全ての会派が温度差はあっても、条例の制定に賛成しているわけですから、これも争点にはなりにくいです。
 結局のところ、今度の都議選は、人柄とかやる気という人間性で判断するしかないようです。そうであれば、豊島区の候補者の中で、誰が人間性において素晴らしいのかというところも見てもらえればと思っております。是非この機会に候補予定者の演説会等に足を運んでみませんか?そこから候補者の新たなる姿・人間性が見えてくるはずです。皆様の貴重な一票を無駄にしないようにお願い申し上げます。

2017年5月のひと言

 過ごしやすい季節を迎えました。朝晩を気持ちよく迎えております。
 さて、今月は私の恩人の選挙があります。さいたま市長選挙に挑戦しているのですが、現職に対抗するということもあり、大変な戦いが予想されます。この期間を迎えるまでに、私も昨年末からお手伝いに入ってきましたから、何とか良い結果を得たいと願っております。しかしながら、現職に勝つということは大変です。現職によほどの失策が無い限り、勝つのは難しいのが首長選挙です。しかも、政令指定都市という殆ど県単位の選挙ですから、雲をつかむような話です。
 でも、個人的にこれまでも大変お世話になった方なので、全力を注入して頑張ってみる覚悟です。地元を離れることも多くなるかとは思いますが、どうぞご理解の程宜しくお願いいたします。

2017年4月のひと言

 新年度のスタートです。別れがあれば出会いがあります。学校も会社も新人を迎えて新しいスタートとなりますね。それぞれにどのようなドラマが待っているのでしょうか。
 さて、先月言及した豊島区議会の本橋議員の職員に対するパワハラ騒動の件ですが、正副幹事長会における議論の低調ぶりに危惧を抱き、さりとて一人会派という立場で何が出来るかと考えた時に、全議員が集まり、なおかつ区議会事務局や区長部局が一堂に会する場である議員協議会において、その騒動の真偽を確認してみようと思い、議長に発言通告をしたうえで、質疑をしました。そこからわかったことは、以下のようになります。
①本橋議員本人が区議会事務局に来て、会派の変更に基づく議席の移動のため、氏名柱(自分の名前が書かれている議席の前に立っている柱)を移動させる時に、自分が持って移動するか、事務局が移動するかということで自分の主張が取り入れられなかったことから大声をあげて、怒鳴ったということ。
②本橋議員が事務局を出たあと10分から20分後くらいに職員が気分が悪くなり救急車で運ばれたこと。
③3月1日のこの記事を受けて、3月3日に本橋議員が区議会事務局に来て謝罪を行ったこと。
④本橋区議の大声を張り上げた時間と職員が気分が悪くなった時間にタイムラグがあるので、直接的な原因かどうかは事務局もわからないとのこと。
⑤議長と事務局長が現場にいた区議会事務局職員に対して、どのように感じたか無記名で調査をしていること。
 以上のような事実を確認しましたが、本来であるならば、パワハラを受けた職員のお気持ちが一番重要な証拠であり、その方の証言を取りたいところではありますが、その方にも事情があるでしょうから、当時一緒に現場にいてそのときのことを知っている事務局職員に調査したアンケートがこの問題を解く鍵となると思い、事務局に提出を求めその資料を入手したところ、その場に居合わせた一般職員6名のうち5名が、パワハラもしくは、恫喝ではないかと思ったという衝撃的な内容になっていました。これは完全にアウトですね。
いずれにしても、私がこの事件を紹介しただけでもある2名の方から、過去の本橋議員の恫喝騒動を教えていただいたくらいです。区議会事務局においても昨年、同じように大声で怒鳴られたことがあるとの議会総務課長の紹介もありました。
このように、現職議員の職員に対するパワハラという大きな問題であるにもかかわらず、正副幹事長会において、共産党は問題提起をしましたが、公明党は「日刊ゲンダイのような大手の新聞ではない新聞の記事に出たからといって、いちいち正副幹事長会において取り上げる必要は無い。」と言ったようですし、自民党や民主・ネットについては何の発言も無かったとのことで、この議会の問題意識はどうなっているのかと心配になっております。まさか、議会として隠蔽しようとする力学が働いているのではないでしょうね。
 私はこのようなパワハラの問題は人権にまで及ぶ問題であり、議会と区役所との信頼関係を揺るがす大きな問題であると認識しております。今回のように罵声を浴びせられた職員の皆さんのお気持ちを思うといたたまれません。
私が行った質疑応答を受けて、またこのアンケート調査の結果をもとに、正副幹事長会において正副議長を中心に真相究明が諮られ、本人が今度は公的に謝罪し、けじめをつけることによって、一刻も早い問題解決がなされることを願っております。

2017年3月のひと言

 3月という別れの月を迎えました。出会いの瞬間から別れが始まっています。今年はどのような別れが待っているのでしょうか。
 さて、議会は予算特別委員会を中心として議論の真っ只中でありますが、豊島区議会に所属する議員の行動がまた日刊紙の中で記事として取り上げられてしまいました。
 「都議選都民ファースト公認 “七人の侍”本橋豊島区義に浮上したドーカツ騒動」というタイトルで始まる3月1日付けの日刊ゲンダイの記事には、「本橋区議が事務局職員を叱責し、その迫力に驚いて失神してしまい救急車を呼んで病院へ運ばれた」とあります。
 このことが事実であるならば、現職議員による職員へのパワーハラスメントということになり、大問題です。一刻も早くこの事件の真相を究明し、公的な謝罪はもちろんのこと本人に何かしらのけじめをつけさせるべきだと考えます。
 昨年の政務活動費不正支出事件だけでも豊島区議会に対する風向きが厳しいのに、今度はパワハラという事件が起こってしまいました。私たち豊島区議会はこの事件を深刻に受け止めなければなりません。
 正副議長を中心として正副幹事長会において徹底的な真相究明を求めるものであります。

2017年2月のひと言

 毎日のようにあった新年会もそろそろ終わりをつげ、2月・3月議会が始まろうとしています。やっと区民の皆様との対話の成果を具体的に表す時が来るという感じですね。
 新年会ではただお酌をしているのではなく、お話をできる限り聞こうと努力しているつもりです。もちろん同じ時間に4件の新年会があるときは無理ですが…。それでもその姿勢は貫いていきたいですね。
 地域の皆さんのご意見の中にはとても参考になるものがたくさんあります。それをくみ取り、役所に一般質問という形であったり、委員会の質疑という形であったり、直接担当課長に要望するという形であったり、方法は様々ですが私なりに訴えております。
 要望が少しでも叶い、実現したときは議員冥利に尽きる喜びを感じます。みんなが幸せになる方向性を皆さんと一緒に模索してまいりますので、今後もぜひご意見を寄せていただけたらと思います。
 一人会派で無所属である私です。力はありませんが、その代わり誠心誠意主張してまいります。区民の皆様のご要望で、かつ的をえているものは結局役所もお手伝いをしないわけにはいかないのです。そのような経験もたくさんしてまいりましたので、自信をもってお話をすることができます。
 駅頭をやっているときでも結構です。街を自転車で走っているときでも結構です。電車で見かけた時でもぜひともご要望がございましたらお声をかけてください。宜しくお願い致します。

2017年1月のひと言

2017年、平成29年となりました。本年も宜しくお願い致します。
毎年一年が経過するのは早いものですね。あっという間に正月を迎えたという感じがしています。
今年も一日一日を大切にして行動してまいります。
さて、いよいよアメリカにおいてはトランプ新大統領の船出が始まります。世界がかたずをのんで見守っているという状況ですね。特に日本においては、情報を必死にかき集めているのではないでしょうか。しかしながら、トランプ大統領は就任したらすぐに、TPPから離脱をすると公約を掲げていました。私はそれに大いに期待しています。なぜならTPPは国益にならないと確信しているからです。他にもトランプ新大統領の就任が日本を良い方向に導いてくれることがあります。それは安全保障の分野です。いわば今までの常識が通じないトランプ政権ですが、だからこそ日本も今までのようにアメリカ一辺倒の外交や安全保障ではなくて、しっかりとした戦略を持って対応しなければならなくなるということです。
 アメリカは日本にとって確かに重要なパートナーです。しかしながら、アメリカにとっても日本は必要不可欠な存在なのです。だからこそ日本は卑下することなく、堂々と外交や安全保障の分野において、渡り合っていけると私は思っています。そして今までアメリカに追随してきた政治から、戦略をもってアメリカとウィンウィンになる方向性を見出す必要性があると思います。またそのチャンスが訪れたのです。
 そのような気概を政治家や外交官がどれだけ持てるかということが今後の日本の安全保障政策の肝だと思います。そういう意味で、私はトランプ政権と日本の外交を注目してまいります。

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